『小春日和の蓼科山』

今回はメンバー構成が雪山デビューの方、15年ぶりの雪山の方、今シーズン1回目の方などでしたので、1日目は雪山歩行講習会、2日目が本番の蓼科山アタックというスケジュールを組みました。

1日目は松本駅から北八ケ岳へ移動しアイゼンの装着、ウェアリングでの体温調整の方法、歩行トレーニングをするため渋の湯からスタートし、ピークは目指さず3時間ほど周遊。
もう1月中旬にもなるのに標高が2000mを越えないと今シーズンは未だに雪が少ないですね。それでも気持ちの良い北八ケ岳のシラビソの森を歩き歩行訓練をしてもらいました。

下山後は蓼科湖へ移動し初めて泊まる宿へ。

img_1603 のコピー
山の旅社でも過去に利用した事が無く、口コミなども分からないので少しドキドキしましたが、お客さん達には評判が良く僕的にも当りでした。

お料理が夕食も朝食も量が丁度良く、チーズの入った茶碗蒸しやデザートのストロベリープリンまで手間が掛けられていて、お米の炊き加減もとても良く、蓼科の地酒も美味しかったです(^^)

2日目、朝起きて外に出て見ると雲一つない快晴。
宿の目の前の湖面にはこの日登る蓼科山頂に朝陽があたりピンク色に染まっていました。

このような日は放射冷却で非常に冷える事が多いのですが、この日はマイナス6℃ほどで風も無く暖かい朝でした。
でも夜中はそこそこ冷えたようで車の窓には綺麗な模様が☆

蓼科湖から車で25分ほどの女神茶屋の登山口へ。
冬場は路面が凍結してたりするので特に朝はスピードが出せないので前日に登山口に近い宿に泊まれるのは気が楽ですね。

登山口をスタートして暫くは緩い笹原なので先ずはツボ足でスタート。
傾斜が急になる手前でアイゼンを装着してもらいました。
蓼科山も標高2000mを越えるまでは積雪が少なくアイゼンを装着してると大きな段差や雪がない区間などは歩き辛かったですね。

2000mを越えるとちゃんとアイゼンを効かせて歩けるくらいの積雪にはなり、標高があがるにつれ雪質も良くました。

が、この日は北北西の風だったので、南斜面のルートではポカポカ(マイナス4℃くらいかな)小春日和のお陰で樹氷、海老のシッポが全く見られず、縞枯れ帯が始まっても地面にしか雪が無い北八ケ岳は初めてでした(^^;)
img_1618 のコピーでも、こんな快晴微風の中を歩かせてもらって贅沢は言えないですね。
因に縞枯現象とはシラビソ、オオシラビソの優占林に限って見られる現象で、樹林帯の一部が帯状に枯れるので縞模様に見える。
山の自浄作用、世代交代、天然更新と考えられているのですが、枯れた樹木の直ぐ下に幼樹が育つと同時に上部で縞枯は発生して行くので、縞模様が徐々に上昇しシラビソの森が更新されていくという、とても美しい世代交代なのだ。
縞枯現象は他でも見られるが北八ケ岳の縞枯山と、ここ蓼科山が特に顕著らしい。

そして、諏訪富士とも呼ばれる蓼科山は下の写真のように縞枯帯に入ると更に傾斜を増していくので、時々足を止めて後ろを振り返り、南アルプスや御嶽山などの眺望を楽しみながらの頑張りどころ。こう見るとお向かいの入笠なんて全く雪が無いですね。。
その後方には前回のツアーで登った、大きく優雅な仙丈ヶ岳が見えてます。
img_1619 のコピー

頂上直下で森林限界を抜けると一気に世界が変わり、風も穏やかなため初めての雪山の方もベテランさんも歓喜の声が飛び交います。img_1624 のコピー

そして蓼科山登頂! ここの頂上では珍しく、風速4mほど。

こんな穏やかな頂上ではのんびりして居たいところですが、下部の雪が少なく下山の方が厄介だと感じていたので、直下で少し休憩したら下山開始。img_1634 のコピー

気温が高いし南斜面なので、思った通り午後になると雪がグズグズになり始めました。
予定より30分遅れで無事下山!

夕暮れ時もオレンジ色に染まる空に包まれ、とても気分の良い一日でした。
帰りの車中でも次の山の話しなどに花が咲き、最後まで楽しい時間を過ごして頂けたようで、何よりでした。

しかし、登山口から眺める八ケ岳、、、まるで晩秋ですwimg_1636 のコピー

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中