『焼岳・下見編』

IMG_0086一週間後に焼岳ツアーを控えた1月30日、積雪調査と100%雪崩を避けるルートの確認の為、下見に行ってきました。
そこで待っていたのは、三日間降り続いた新雪のラッセル地獄w
まぁそんな気はしてたが、この三日間でどんだけ降ったんだよっていうくらいトレースは消え、平日ということもあり他に誰も入山していなかったので、要所要所にある急登では腰上ラッセルで3歩登っては2歩ずり落ちみたいな感じで時間、体力、気力が要りました(笑

急遽一緒に行ってくれた知人が一緒じゃなければ、この状況で一人ラッセルではせいぜい広場(りんどう平周辺)までしか無理でしたね。
今回のツアーはお客さん7名なのでガイドレシオ的に僕の他にも地元の友人にサブガイドをお願いしているので、総勢9名。
なので、初日に9名で上の写真のように樹林帯から広場付近まで、雪訓兼ねトレースを付けておくのが大事。
それにより翌日のコースタイム、体力の消耗も随分違ってくるので、前日のトレースづけは2日目の本番成功の鍵の一つだと思います。

因に今回僕が取るルートはなるべく早い段階で南峰尾根に乗るルート取りをする為に、下見でも往路では広場には下りず、随分手前から尾根に上がる為にまたまた激ラッセルになり、ほぼほぼ無風だったので薄着になっても汗が(^^;)

そして尾根通しにジグザグと標高を上げていくと今回目指す南峰直下でこのような絶景の世界になります。

因に焼岳の南峰は北峰より標高が10mほど高いのですが夏道は北峰にしかなく、南峰は雪が積もってないと落石が多く夏は立入り禁止なので、この絶景は冬期限定です。

安全なルートは往路で充分に分かったので、下山は一般的に登られてるであろうライン(雪崩リスクがゼロではないライン)で広場まで下りてみたが、このラインは僕がガイドとしてお客さんを連れて歩くには雪崩リスクを感じたので、やはり登りのライン(もっと最初の方から南峰尾根に乗っていいくらい)にしようと思います。

下りは少し違うルートや広場の確認の為に寄り道などしたお陰で遅くなりましたが、オオシラビソの幼木を抱えたオバQやレンズ雲など次々に面白いものが現れ、下見とはいえ最後まで楽しませてくれました。
因にレンズ雲は山の上に出来る天候悪化の兆候を知らせる観天望気の一つです。
でも、 UFO がカモフラージュで雲を纏ってるように見えますよね(^^)

結局この日は誰も登っても来ず『焼岳貸し切り状態』で、以前のトレースも消えていたのでサラサラの新雪はあまりに気持良く午前中のラッセルでハシャギし過ぎて下山したら5歳くらい老けてました(^^;)

でも下見に出掛けたお陰で、地形を使って100%雪崩が起きないライン探しも出来たし、各ポイント毎の積雪の不安定性評価なども出来たし(もちろん当日までには雪の層は日々変化しますが)安全に運営する為の下見としては大収穫でした。

あとはお天気ですね。
快晴無風は暑くて暑くて体力を消耗する故こんなに晴れなくて良いので、どうかお願いします!!

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