『北アルプス・蝶ケ岳LIVE♬』

IMG_6696毎年恒例、夏の蝶ケ岳ヒュッテLIVE。
今年もミュージシャンとガイドの両刀使いで、北アルプス稜線LIVEをやってきました。

蝶ケ岳ヒュッテの現オーナーである神谷圭子(旧姓・中村)さんの父上の命日、8月8日『パパの日』に因み、大の音楽好きでもある圭子さんから蝶ケ岳でLIVEをやりたいとの意向で始まった毎夏恒例のLIVE。
現在はバンドメンバーのスケジュールが合う日に開催しているので、今年は8月11日〜13日。
11〜12日は山の日と振り替え休日、そもそも世間ではお盆連休ともあり何処の山もただでさえ混雑が予想されるので、出来ればこの連休は避けたかったのですが、バンドメンバー全員現役プロミュージシャン、僕もガイド業を最優先してるので全員のスケジュールが3日間合うのが11〜13日しか無かったというわけで敢行してきました。

1日目『8月11日』
6時20分、三俣スタート。連休初日という事もあり駐車場は既に凄い車の数と登山者達。
キーボード、スピーカー、アンプ、PC(音源)、譜面台+登山に必要な物で約30キロ。 重さは大した事ないがバランスが・・・。

他のバンドメンバーは普段山登りなどしないので、メンバー全員が怪我なくバテないようガイドしながら登ります。
年に一度のLIVEの為に僕以外のバンドメンバーは東京から来るので、リハーサルは山小屋に着いてからの現地リハのみ、ほとんどブッツケ本番です(^^;)
本番(2日目)のお天気も大丈夫そうなので、リハーサルも昼の部は野外で♬
リハーサルにも関わらず人が集まってしまいましたが、どの世代の人にも聞き馴染みがあり、夏の山で聞いたら気持ちの良い選曲を心がけているので、皆さん生ビール片手にご機嫌に盛り上がって頂き、ビールを御馳走して下さるお客さんまで。リハーサル後は楽しく一緒に乾杯させて頂きました。

因に山の旅社で僕のツアーにも参加して頂いている方が、たまたま娘さんと蝶ケ岳へ登って来ていて、偶然に喜んでくれてましたw

2日目『8月12日』
ガイドで来ている時と違って非常〜にのんびりです。
なにしろ午前中、何もやる事がないのですからw
『山で天気が良いのに何もしない』という最高に贅沢な時間を味わいました☆

蝶ケ岳からは槍穂高連峰が真正面に見えるので、ルート全体を観察しやすく非常に面白い。
数日前に下見で歩いた北穂東稜や北穂池〜大キレット〜南岳〜黄金平、本谷沢右俣、最後に難儀した例のスノーブリッジまで、涸沢カール、本谷カール、黄金平カール、三つの大きなカール全てが良く見えています。
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そして午後14時から昼の部スタート♬

稜線で飲んでた人、テント場から観に来てくれた人、暑い中苦労して登って来た人、常念方面から縦走して来た人、様々なシチューエーションで通りすがる登山者の方達が足を止め楽しんでくれ、休憩中の小屋のスタッフも入れ替わり立ち替わりLIVEを楽しんでくれてました。

ステージの僕らよりも後ろで見る人や小屋の二階のテラスから見下ろしてる人など、そりゃ自由なLIVEですw

演出のスモーク代わりに、ときおり目の前を雲が流れる稜線でのLiveは本当に気持ちいい。

蝶ヶ岳でのLiveは安全面を考慮して一切告知をしていなく、偶然蝶ヶ岳を目指した登山者の方達への蝶サプライズなので、皆さんビール片手に槍穂高を眺めながら生演奏の音楽を想い想いに楽しんでくれてました。
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そして夜の部。
夕食後の食堂が会場となり19時スタート♬
食堂に入り切らず売店前まで立ち見が出るほど盛り上がって頂けました。
ちょうど昼間のTVで日航機ジャンボの慰霊登山の様子が流れてましたが、この日は坂本九さんの命日であったので『見上げてごらん☆』や、終戦記念日を前に『ざわわ』の演奏中に涙する方も。

ラストは『蝶ケ岳讃歌』をバンド、小屋番さん、観客席、全員で唄って終演。

山にはそれぞれの人が、それぞれの想いで登って来られるので、懐かしい曲や思い入れがある曲など、感想を終演後に伝えに来てくれる人も。

音楽って、その曲を聞いていた当時の記憶や風の匂いまで一瞬で思い出させてくれますよね。
この日は天国のティナも遊びに来て、足元で久しぶりに僕のピアノを聞いてる気がしました。

そしてLive後は、満天の星空にペルセウス流星群が次々と流れて、素晴らしく美しい夜に☆

 

3日目『8月13日』

朝食を食べ、珈琲を飲みながら少しのんびりしてから下山開始。
追い越し際、休憩中、会う人会う人から『まさか山の上でコンサートが見れると思わなかった、良い思い出をありがとう』と口々に嬉しい言葉を掛けて頂きました。

僕個人としては、森林限界を越えるエリアの厳しい山の上には、生きるのに最低限必要な物があれば充分で、便利な物や音楽などの娯楽は必要無い、というか不便を味わい自分の本質を知る場所だという考えですが(酒は必要!)、山の上でのLIVEをこんなに喜んでもらえると1年に1回くらいは音楽をやっても良い場所なのかなと、重い楽器を担いで登った甲斐を感じます。

そして、夏山シーズンの中でも1番忙しい山の日〜お盆連休期間中に、通常業務以外に仕事を増やしてしまう僕らバンドメンバーの為に、蝶ヶ岳ヒュッテの皆さんの気遣いや美味しいご飯、温かいおもてなし、最後は 姿が見えなくなるまで手を振り続けてくれる見送り・・・

本当に、いつもいつも有難うございます。IMG_6781

 

『2019年・蝶ケ岳LIVEセットリスト』
● Day Dream Believer
●あの素晴らしい愛をもう一度
● 優しさに包まれたなら
● 少年時代
● 翼を下さい
●  IMAGINE (イマジン)
● ざわわ
● 見上げてごらん
● 歩いて帰ろう
● スタンドバイミー
● 空になる
● Wonderful Tonight
● 蝶ケ岳讃歌
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