『有明山/登山道整備』

IMG_2989 のコピー僕が所属する地元ガイド組合『有明案内人組合』の大先輩達と、毎年恒例儀式の有明山の登山道整備をしてきました。

去年の台風19号をはじめ度重なる台風、豪雨の影響や融雪、地震などから、花崗岩からなる有明山は浸食や崩落が激しく(例年のことですが)、表参道は特に沢地形のガレ場が多いので、登山者の安全の為だけではなく、土留めの為にも毎年の整備が必須。

30巻き分の番線(ワイヤー)やハンマー、バール、チェーンソー、鉈鎌など道具や材料などを担いで表参道のガレ場や鼻突き八丁の急斜面を登るのは簡単ではないですが、全員がガイドで殆どが遭対協のプロ集団なので、カナリ危険な作業も短時間&低リスクで出来るし、僕以外は物凄い体験を何十年もしてきた地元育ちの猛者ばかりなので、一緒に仕事をするだけで良い勉強、訓練になります。

仕事とは言え表参道のダイナミックな景観の中、久しぶりのハードな山歩きにワクワクします。

↑ 表参道を登った事がある方は覚えているかと思いますが、この『胎内潜り』と呼ばれている岩トンネルの先が倒木で塞がれ、笹の狭いトラバースでは谷側が切れ落ちていて、登山者が倒木を避ける為には滑落する危険があるので、撤去。
撤去作業ももちろん滑落や下敷きにならないよう、あちこちで大声が岩壁にコダマしてます。
登山口をスタートする時から何班かに分かれての作業なのですが、僕は南極帰りの先輩と二人で一番上のエリア担当。

危険な作業ばかりなので、絶対に1人での作業は許されません。

因に、木材は全て山の中から調達。
もちろん生きてる木は切らず、腐ってない倒木でサイズの合う物を探し、鉈と手ノコで切断。IMG_2988 のコピー
この丸太は赤みがかった木肌から『クロベ』ですかね。もう1本は有明山表参道の名物『あがりこサワラ』のサワラだったのですが。。。

これ、断崖絶壁の上に笹が生い茂る急斜面に倒れてたので、先ずはセルフビレイを取り、1人鉈と手ノコで片手で切断して引っ張り上げた材です。
切断した瞬間に谷底に落ちないようロープを巻き付けたり苦労しましたが、ハシゴに使うには勿体ないくらい素晴らしい材が手に入り、ツリーハウス建設の技術が活かされたみたいで良かったです。(有り得ない所が筋肉痛ですがw)

予定では15時登山口にて解散だったのですが、中途半端に終われず17時終了。

でも一日では到底終われないので、また次回。

今年も白河滝の正面に一輪だけユキワリソウが咲いてました🌸IMG_2976 のコピー

またいつか、お客さんをお連れし直した道を案内する日が楽しみです。

『有明山/登山道整備』” への1件のフィードバック

  1. 有明山 とってもいい山でした。もう一度、行きたいです。
    ユキワリソウも、ミヤマハンショウヅルも、元気でいるかどうか、見に行かなくては。
    材は、赤いからクロベじゃないかなあ。この材も見に行きたいです(笑)。

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